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お知らせ

2013年07月26日

絵本「じめんのボタンのナゾ」

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●絵本「じめんのボタンのナゾ いちばんえらいボタンをさがせ」

 

この度、日本土地家屋調査士会連合会中部ブロック協議会では、絵本「じめんのボタンのナゾ」を発行しました。

平成23年8月10日、「夏休みの自由研究の取材をしたい」と、小学2年生の女の子が御家族と一緒に富山県土地家屋調査士会に訪れました。

この絵本は、その女の子が作成した自由研究作品をそのまま絵本にしたものです。

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第29回全国小中学生作品コンクール(平成23年)

生活科部門 最高賞「文部科学大臣奨励賞」受賞

 

通学路で地面にたくさんのボタンがあるのを見つけた凜菜さんが、そのボタンの正体を探りまとめた作品です。

 ボタンの目的や誰がどうやってつけたかなどの疑問を解決すべく、ボタンに書いてある「土地家屋調査士会」に行って、ボタンが土地の境界を示す「金ぞくびょう」などであることを知ります。さらに、もっと大事なえらいボタンがあることを教えてもらった凜菜さんは、国土地理院まで出かけ、『街区三角点』などの基準点があることも知り、その街区三角点がなんと凜菜さんの小学校の屋上にあるという嬉しい発見に至ります。ボタンそのもの以上に「そのち点にふかいいみがあるんだなとわかりました」というしっかりした結論が見事です。

日常のふとした疑問を深く探究する姿勢、そして読み手を引き込む工夫のあるまとめ方が大変素晴らしい作品です。

(全国小中学生作品コンクールより)